ダイエットして体重を落としたいけど、食事制限はしたくない。
食事制限なしで、筋トレして、基礎代謝をあげて痩せよう。
最近の筋トレブーム、このように考える人が増えている。
筋トレはブームで、女性にも中高年にも筋トレの波が来ているが、筋トレで痩せようとチャレンジしている人はいても、成功した人は見たことが無い。
実際は、食事制限をしないダイエットはない。
どちらかというと、ダイエットは食事制限の方がメインで、トレーニングは身体のかたち作りと思った方がいい。
では、本当に食事制限なしで、自由に飲んで食べて、筋トレをがんばったらどうなるかというと、
「太マッチョ」まっしぐらになる。
プロレスラーのような体型だと思ったらいい。
短期集中ダイエットジムのトレーナーをしている知人に聞くと、苦しいダイエットをしたくなかったら、まず食事制限で体重を落としてから、トレーニングした方がいい、と言っていた。
食事制限もつらいし、ハードなトレーニングもつらいのだ。
性格にもよると思うが、苦しさはリバウンドの元だから、苦しさが苦手な人や、運動が好きでない人は、同時にはやらない方がいい。
かといって、食事制限なしで筋トレをして、太マッチョなプロレスラーにもなりたくないと思う。
順序が大事なのだ。
まずは食事制限。それからボディメイクのために筋トレ。
もしくは、食事制限と、無理のない運動習慣。
ほとんどの人のダイエットには、ハードな筋トレは必要ない。
自重の体幹トレーニングで十分だ。
DIETという英語は、もともと「食習慣」という意味だから、ダイエットに食事制限なしという考え方を辞めよう。
太った体でハードな筋トレに取り組むより、食事制限でカラダを軽くしながら、無理のないトレーニングをした方が、カラダにも心にも優しいダイエットになる。
自分のカラダと心に優しくしながら、きれいに痩せれる方が、ハッピーな方法だといえる。
本当にいいものは、無理がなくやさしいのだ。
影響力が大きかった、経営コンサルタントの船井幸雄氏は、生前に「本物」をこう定義していた。
①つき合うものを害さない ②つき合うものを良くする ③高品質で安全、そして安心できる ④単純でしかも万能である ⑤経済的である
高額なジムや、効果のわからないダイエットサプリに頼らなくても、食事制限と無理のないトレーニングをするダイエットは、安心できる本物のダイエット法だといえると思う。