パーソナルカラー診断を使って、見た目の印象はかなりコントロールできる。
体型もかなりカバーできるから、太っていても、安い服でも、おしゃれな雰囲気を作れる。
だけど、本当に見た目を意識するなら、ベースの体型がいい方がいい。
痩せて、引き締まって、姿勢がよくなって、軽くなろう。
そう思って、ピラティスでカラダのデザインにチャレンジして、10か月が過ぎた。
10か月で130回くらいレッスンを受けた。
だいたい2~6人のグループレッスン、たまにパーソナルレッスン。
インストラクターの先生たちは、体型がキレイで、キャリアもあり、中には先生になる人のための講師の人もいて、フォームや呼吸を意識したレッスンや、体幹トレーニングを受けている。
ピラティスを作った、創始者のピラティスさんが、「10回で気分が変わり、20回で見た目が変わり、30回ですべてが変わる」と言っている。
だったら、4回以上すべてが変わったことになる。
その結果はというと、
体幹は強くなったし、姿勢が良くなったし、身体が軽くも感じる。
だけど、そんなに痩せてない。
ハッキリ言って、トレーニングの割には痩せてない。
ピラティスって、痩せないんだ。
これだけやってこの結果なら、ピラティスでダイエットはおススメできない。
正確に言うと、ピラティスはお勧めだけど、ピラティスだけでのダイエットでは痩せない。
ダイエットしたい人は、
「筋トレしたら痩せますか?」
「どんな運動したら痩せますか?」
「ダイエットサプリで痩せますか?」
「何を食べたら痩せますか?」
「プロテインを飲んだ方が痩せますか?」
「我慢したら痩せますか?」
と聞く。
でも答えは、「いいえ、その考え方では痩せません」
となる。
結局、太ってしまった原因を知り、その習慣を新しい習慣に変えないと痩せない。
【DIET】とは、痩せるという意味ではなく、「食習慣」という意味なのだ。
食事をコントロールし始めたら、途端に効果が表れ始めた。
食事のコントロールとピラティスで最強のボディデザインになる。
「ピラティスと食事のコントロールで痩せますか?」「痩せます」
「筋トレと食事のコントロールで痩せますか?」「痩せます」
「テニスと食事のコントロールで痩せますか?」「痩せます」
「ウォーキングと食事のコントロールで痩せますか?」「痩せます」
「剣道と食事のコントロールで痩せますか?」「痩せます」
流行の簡単ダイエットに惑わされてはいけない。
食事のコントロールから逃げてはいけない。
本物のダイエットは、もっとも健康的なダイエットだ。
ダイエットは王道がいちばん早い。