今回は、美ら海水族館の巨大水槽の黒潮の海を見るのが目的だったので、マリンスポーツをする気は無かったが、夏の沖縄のあまりの暑さに当日申し込みオッケーの近所のダイビングショップに予約してシュノーケリングをしてみることにした。
シュノーケリングはダイビングみたいにボンベを背負ったり大げさではないのが魅力だが、沖縄ではシュノーケリングでもウェットスーツを着ないといけない条例があるらしく、とっても大げさなシュノーケリングになってしまった。
全身の着ぐるみみたいなウェットスーツがとにかく窮屈で着にくい。そして暑い。この真夏にこんな暑い格好をする必要があるのか疑問に思った。
大げさなことをしたく無かったし、乗り物酔いが怖かったので、ボートシュノーケリングではなく、ビーチシュノーケリングという短くて安いコースを選んだのに。
こんな大げさな格好までしてビーチシュノーケリングで何が見れるのか、熱帯魚は見れるのか、不安はあったが、駐車場に隣接して、車を降りてそこで着替えて、そのまま歩いて行ける海の中は、驚くくらいの熱帯魚やサンゴやイソギンチャクなどの、海の生物が生息している美しい場所だった。
その様子は、美ら海水族館で見た光景とよく似ていて、ガイドさんがくれた餌に、鮮やかな模様のクマノミなど個性的で色とりどりの魚が集まって美しかった。
ビーチシュノーケリングにあまり期待をしていなかったので、意外な光景に嬉しい驚きだった。
手足を伸ばしてプカプカ浮いたままで飽きることなく水中を見ていたが、急に気分が悪くなって吐き気がしたので、何か体調不良になったかもしれないと不安になったが、なんと波にゆらゆら揺られたせいで乗り物酔いをしてしまったと気づいた。
2月のボラカイ島旅行で人生最後のマリンスポーツを終えたはずだったのに、あまりの暑さに負けてしまい、不覚にもまた船酔いしてしまった。
乗り物酔いをしやすい人は、シュノーケリングでも酔ってしまうようなので、波の揺れを感じないくらい泳ぎ続けるか、酔う前に短時間で切り上げた方がいい。
ボートシュノーケリングでもっと沖まで出なくてよかった。
ビーチシュノーケリングにしてよかった。