断捨離という言葉を聞いたのはいつだっただろう。
断捨離はずいぶん前に知ったし、何度となく捨ててきた。
不要なものって不思議なことに、捨てても捨てても現れる。
今年もそろそろ終わりなのに、なんだか部屋がごちゃごちゃしている。
シンプルでスッキリした部屋が好きなのに、部屋の中は海外で買ってきたお土産や食べ物や、バーのために仕入れた物で大変なことになってきている。
ごちゃごちゃしてくると、探したいものも探せない。
これが一番キライな状態。
こうなってくると、何だか部屋がドンヨリしてきて、運気が下がってくる気がする。
捨てなければ。捨てなければ。
幸運体質でいるためにもシンプルは心がけたい。
断捨離の本も読んだこともあるが、実際はコツや正しい方法などはあまり関係ない。
あまり深く考えない方がうまくいく。
「捨てなくてもよかったかなー」って思う物はあったけど、捨てたからって困ったことは一度もない。
いちばん気をつけないといけないのは、「まだ使える」とか「もったいない」とかを判断基準にしてしまうこと。
特に食器なんかは、自分よりも長生きする可能性が大なので、思い切って捨てないと学生時代からのコーヒーカップが食器棚に並んでいたりする。
壊れていなくても「役目は終えている」という考えで感謝しながら手放そう。
子供の頃のマンガのキャラクターがついたお皿を使っている人はほとんどいないように、すでに私たちは、手放しながら成長してきたのだから。
自分が成長し変化していくと、その波長に合った物が相応しくなる。
そんな新しい物との出会いのためにもスペースは空けておきたい。
そしてついに決断した。
2016年を気持ち良く終わるためにも、思い切った断捨離をして部屋をスッキリさせようと。
年末の断捨離は、普通の断捨離とは違って特別にチカラが入る。
とにかくスッキリした状態で2017年を迎えるためにも、あまり深く考えずにどんどん捨てよう。
もったいないとか、また使うかもとか、そういう雑念を払ってスッキリした空間をイメージしながらどんどん捨てる。
断捨離もイメージが大切で、自分はどんな状態が好きなのか、どんな状態がハッピーなのかを考えることで、迷いがなくなる。
今までもかなり捨てたはずなのに、このごちゃごちゃは何なんだろう。
通販もかなりするから、ダンボールの量もすごい。
ダンボール屋さんはかなり儲かっているに違いないと思いながらダンボールをまとめていく。
燃えるゴミ、燃えないゴミと分けてどんどん捨てる。
そしてふと気がついた。
今年の燃えないゴミの回収はもう終わってしまっていることに!
ごちゃごちゃの部屋もキライだけど、捨てたいゴミが積み重なっている部屋はもっとキライ。
年末の断捨離って、年末にしてはいけないんだ。
年末に捨てるために、11月にするべきだったんだ。
あああ。断捨離は計画的に。