ダイエットした方がいいとわかっているし、口コミでダイエットにいい方法だと聞けば、取り入れようと努力はしていたつもりだったし、炭水化物ダイエットの糖質制限レシピで料理を作ったり、健康にも気をつけていた。
運動はボクシングジムにも行って、リングでミット打ちもしたし、サンドバックを叩いたり、縄跳びをしたりもした。
でも思ったように痩せない。
今なら酵素ダイエットかもしれないが、もう流行のダイエットには流されない。
どんなダイエット法も一時的には体重は落ちる。
でも気がついたら、また元に戻っている。
絶食や断食なども一時的には体重は落ちるけど、リバウンドのリスクが高いし、結果に継続性がないと思う。
さまざまなダイエット法がテレビ番組で紹介されていて、芸能人や芸人がトライしていて、女芸人の渡辺直美は毎回リバウンドして前より大きくなってしまっている。
彼女は芸人として、パフォーマーとして太っている方がビジネスに有利なのかもしれないし、リバウンドしてダイエットを繰り返すことも大事な仕事なのかもしれないが、リバウンドを繰り返すとやせにくくなるリスクの方が大きくて怖い。
そして、結果が持続するダイエットをしたかったら、ダイエットの情報に反応してはいけないことに気がついた。
なぜなら、ダイエットの情報に反応する人は太る習慣を持っていて、ダイエットを必要としていない人は痩せる習慣で生活しているから。
痩せたかったら、芸能人のダイエット法やテレビで話題のダイエット法に踊らせれてはいけない。
太る習慣のままでは、太ももダイエットや、お腹ダイエットなどの部分ダイエットも期待できない。
太っている原因の習慣を変えなければ、いつも一時的なダイエットで終わってしまい、常にダイエットしなくてはいけなくなる。
逆に、習慣を変えれば特別なダイエットをしなくてもやせていく。
ということに気づいた。
産後にすぐに元の体重に戻る人と、産後ダイエットをしても太ったままの人がいるのも、その人がもともと持っている習慣が影響している。
今までの習慣が作ってきた体重を、
習慣を変えずに継続的に減らすことはできない。
そしてもうひとつ、常に痩せている人と接していて、大事な事実に気がついた。
基本的に食べる量が少ない。
いちばんは、空腹時に対するマインドセットが違う。
やせている人は、「空腹状態を当たり前」と思い、太っている人は、「空腹は食べるべき飢餓状態」になっていると思っている。
やせている人は空腹時は活動的な「快適な状態」で、太っている人は空腹時は我慢している「辛い状態」になっている、と気がついた。
この「マインドセット」という当たり前の基準値を変えない限り、流行のダイエット法でやせても必ずまた太っていく。
ライザップなどの短期集中ダイエットジムに行って、時間とお金を費やしてもリバウンドする人は、体重を落とすことには成功しても習慣を変えることに成功していない。
やせてる人のマインドセットに変えれば努力なしに痩せることができ、太ったマインドセットのままでは、いくらがんばっても最終的には痩せることができないということになる。
「何を当たり前と思うか?」
本当にダイエットしたい人は、新しいダイエットにチャレンジするよりも、マインドセットを変えることにチャレンジした方が望む結果になるようです。