ピラティス

【ヨガ・ピラティス体験記2】中高年にはヨガよりピラティスを薦める理由


「ピラティス体験記1」で書いたように、ロコモティブ症候群の焦りから、50代半ばからピラティスのスタジオにいくことにした。

目的は、体重を落とし体幹を鍛えて運動機能をアップさせ、人生最後のダイエットをするためだ。

リバウンドをしないためにも、継続可能な方法を探してピラティスにたどりついた。そして今3か月過ぎて、ピラティスをやってみてよかったと思っている。

やってみて、もっと若い時からやりたかったし、中学校くらいで体育の授業に入れるべきではとも思っている。

ヨガではなく、ピラティスを!

 

でも、ヨガとピラティスを同じようなものだと思っている人が多いので、感じたことを書いておきたい。

実際に「ピラティスとヨガの違いは?」とよく聞かれる。

 

どっちも体験してみると、似てる動きもあるけど、全く違うものだと感じる。

ヨガはストレッチの要素が多く、ピラティスは体幹トレーニングの動きが多い。

ストレス解消やリラックス目的ならヨガ、運動機能アップならピラティスをお勧めしたい。

ヨガはココロに向き合い、ピラティスはカラダに向き合うとも感じる。

 

ヨガは、体が硬いなりにも何となくやれるが、ピラティスは、自分の身体がこんなにも弱くて思い通りに動かないものかと知ることになる。

ほとんど寝た状態でおこなう地味で静かな動きのピラティスは、やってみると予想外にも見た目よりもハードなトレーニングでかなり筋肉痛にもなる。

 

今までの生活で、肩甲骨の動きや、肋骨の動きや背筋、ハムストリングにこんなに意識を向けたことはない。

ヨガでは、幻想的に、周りの音や空気を感じ、猫のポーズや太陽のポーズなど、自然の映像を思い浮べるが、ピラティスでは、骨盤、肩甲骨、腹筋など骨や筋肉を思い浮かべる。

ヨガは右脳的で、ピラティスは左脳的ともいえる。

スポーツのように、点数を取ることもなく、相手に勝つ必要もない。動きも小さいので、ただただ自分の内部の骨や筋肉の動きに意識を向ける。

 

 

筋肉の動きを意識するだけなら、自宅でDVDなどを見ながらできる気がするかもしれないが、ちょっとした角度やチカラの入れ方で効果に大きな違いがでてしまうから、最初は必ずインストラクターがいるスタジオに行くことを勧めたい。

自宅だけでするのは、動きの基礎が理解できてからがいい。

 

 

そして5人以下のレッスンがいい。5人までならインストラクターの目が届くので、毎回気づきがあり、毎回訂正されていくので、できるようになるスピードが早いと思う。

それでも、前回できたことができなかったり、自分の状態で毎回違うこともあるので、独学よりもスタジオに行く方がいい。

時間とお金を自分の健康に投資する事は、もっとも確かで効率がいい投資だと思う。

 

スポーツジムなどで、10人以上の大きなスタジオで行われるレッスンとはまったく別物だと考えた方がいいと思う。

それに、こんなに地味なトレーニングを、効果が出るまで一人でやれる人は少ないと思う。トレーナーによる限界までの追い込みなくして短期間での効果は期待できない。

それに仲間もいた方がいい。自分よりできなさそうな人ができてるのを見ると、驚きと共にやる気も出てくる。

 

最初はパーソナルでのレッスンがいいという人もいるが、まわりの基準値がわからないままでやると、自分なりのペースになるので、レッスンについていけなくても見よう見まねでやりながら体で覚えるほうがいいと思っている。

 

ピラティスでは、準備運動として、ほぐしや筋膜リリースなどをする。このほぐしも、最初はあまりの痛さに驚いて愕然としたが、慣れてくると徐々に痛みも少なくなってくる。

自分で自分の体ののコリや痛みを見つけて、ほぐすことができるのも中高年に向いていると思うし、1時間で数千円払ってマッサージしてもらうより、自分でほぐす方が楽で経済的にもいい。

 

ピラティスの創始者であるピラティス氏は、「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」と言っている。

私の場合は、3か月は通い放題のプランを選んだので、毎月10回以上行くことができたので、3か月で30回を超えることができた。

月5回のペースなら半年で30回に達する。このあたりで、変化を実感することになると思う。

以前と比べて体幹が強くなり、体のシルエットが変わり始めた自分に気づくことができると思う。